京都工芸繊維大学 情報工学課程 情報工学専攻

卒業・修了生からのメッセージ

学生時代に学んだことで、無駄なことはひとつもない。
これからも、日々新しいことを学んでいきたいですね。

 大学時代、ユーザインタフェースに関する研究をしていたので、多くの人が実際に使っている製品の使いやすさの向上に関わる仕事をしたいと思い、今の職場を選びました。現在は、液晶テレビのユーザインタフェースに関するソフトウェア開発を行っています。簡単に言うと、メニュー画面などのTVの操作性を向上させる仕事です。自分の意見が反映されて商品が少しでも使いやすくなったと感じる時には、やはりやりがいを感じますね。

 私は、一浪して大学に入ったこともあって、大学に入ったからには勉強するぞ! という感じで、とにかくまじめに講義を受けていました。電気回路、電子回路、通信など学生時代に学んだ知識はどれも現在の仕事にとても役立っています。また、研究室ではひとりひとり丁寧に指導して頂き、研究も押し付けられるのではなく、アドバイスを頂きながら自由に進めることができ、とてものびのびと研究を続けることができました。それから、院生の時に学会発表する機会があったのですが、プレゼンに苦手意識があった自分が本番ではけっこう落ち着いて発表できたことで、自信をつける良い経験にもなりました。その他、友だちとの旅行など大学時代は、本当にたくさんの思い出があります。

シャープ株式会社AVシステム事業本部 AV商品開発センター勤務
石田 彩 (電子情報工学専攻修了生)
大学広報2006抜粋